シグマは、一眼レフカメラ用レンズ「APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用」、「70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用」に、超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)を内蔵し、2月2日より発売する。価格は従来モデルと変わらず、APO 70-300mmが6万62,000円(税別)、70-300mmが46,500円(税別)。従来モデルは店頭在庫がなくなり次第終了となる。また、レンズフード装着時でもキャップの着脱が容易に行えるフロントキャップ「LCF-II」を1月25日から発売する。
従来ニコン製の一眼レフはボディ側にAF用モーターを備えていたが、ニコンD40/D40xではこれを省略したため、レンズ側にモーターを持たないレンズではAFが使えない。そのため、モーターを搭載するレンズが発売されるケースが増えている。今回の製品もその流れに乗ったもの。
「APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」は、マクロ機能を備えたデジタル対応望遠ズームレンズ。35mm判カメラに装着した場合の焦点距離は70-300mm、APS-Cフォーマットのカメラに装着した場合は105~450mm相当となる。スイッチの切り替えにより、最大1:2 のマクロ撮影が可能。マクロ撮影時は200mmから300mmの間でズーミングできる。特殊低分散ガラス3枚を使用し、マクロ撮影時に目立つ色収差を補正。フレア・ゴーストの発生を軽減するスーパーマルチレイヤーコートを採用している。レンズ構成は特殊低分散ガラスを3枚を含む10群14枚。絞り羽枚数は9枚、最小絞りはF22。フィルター径φ58mm。最短撮影距離150cm(マクロ撮影時95cm)、最大倍率1:4.1(マクロ撮影時1:2)。サイズはφ76.6×119.5mm、重量は545g。丸形フードを付属する。
「70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用」は、コストパフォーマンスの高いデジタル対応望遠ズームレンズ。35mm判カメラでは焦点距離70~300mm、APS-Cフォーマットでは105~450mm相当となる。スイッチの切り替えにより、200mmから300mmの間で最短撮影距離95cm、最大撮影倍率1:2の近接撮影が可能。レンズ構成は特殊低分散ガラスを1枚を含む10群14枚。絞り羽枚数は9枚、最小絞りはF22。フィルター径φ58mm。最短撮影距離は13.5cm。最短撮影距離150cm(マクロ撮影時95cm)、最大倍率1:4.1(マクロ撮影時1:2)。スーパーマルチレイヤーコートを採用し、フレア・ゴーストの発生を軽減。サイズはサイズはφ76.6×119.5mm、重量は540g。丸形フードが付属する。
フロントキャップ「LCF-II」は、キャップ中央部にバネ式のつまみを設けたプラスチック製のキャップ。同社レンズの製品ラインアップのフィルターサイズに合わせ55~86mmまでの計8種類を用意。なお、製品に付属するキャップも順次LCF-IIに変更する。