日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、個人向けPC「HP Pavilion」シリーズでノートPCを4機種、デスクトップを4機種、オールインワンモデル「HP TouchSmart PC」3機種を、春モデルとして発表した。
発表会では、日本HP パーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部 本部長 山下淳一氏が、HPの戦略と春モデルの概要を説明。2006年6月「Pavilion Notebook」の発売開始をして1年半。デスクトップPC、オールインワンモデルと段階的に製品を展開し、販売を延ばしてきた。次のステップとして、認知度の向上、事業規模の拡大を目指し、春モデルを投入する。
「HP Pavilion」春モデルのテーマは「速さは美しさの中に。」。総合的なパフォーマンス、高コストパフォーマンスとともに、デザインも重要視したモデルとなった。特にタッチパネルへのコダワリが強い。過去20年間、PC標準のインプットデバイスとして「キーボード」「マウス」が主役の位置を占めていた。これは従来、ペン入力、タッチパネルが機能や価格の面で普及の障害になっていたからだ。しかし最近では、PDA、携帯電話、携帯型音楽プレイヤーでタッチパネルが普及し、一般化してきた。そこで、個人向けPCの「タッチ」機能を強化した。
今回発売する春モデルは、デスクトップPCがインテル製CPU搭載モデル「HP Pavilion Desktop PC s3340jp/CT」(価格5万9,850円~)、「HP Pavilion Desktop PC v7380jp/CT」(価格7万9,800円~)、AMD製CPU搭載モデル「HP Pavilion Desktop PC s3320jp/CT」(価格4万9,980円~)、「HP Pavilion Desktop PC v7360jp/CT」(価格6万9,930円~)。
オールインワンPCが「HP TouchSmart PC IQ796jp」(価格21万9,870円~)、「HP TouchSmart PC IQ794jp」(価格18万9,840円~)、「HP TouchSmart PC IQ792jp」(価格15万9,600円~)。
ノートPCが「HP Pavilion Notebook PC dv9700/CT 春モデル」(価格13万9,860円~)。また、「HP Pavilion Notebook PC dv6700/CT 春モデル」が価格7万9,800円~で、「ZEN-design mebae(芽生え)」選択時は8万7,150円~となっている。「HP Pavilion Notebook PC dv2705/CT 春モデル」は価格6万9,930円~で、「ZEN-design ibuki(息吹き)」選択時は7万4,130円。「HP Pavilion Notebook PC tx2005/CT 春モデル」が価格9万9,960円~だ。
オールインワンPC、またノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv2705/CT 春モデル」の「ibuki(息吹き)」デザインは、2月上旬に発売。そのほかのマシンは1月24日に発売開始。