主演の蒼井優。写真左は、第2章の脚本を務めた高須光聖

女優の蒼井優が25日、主演ドラマ『蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ』(WOWOW)の記者会見に出席した。

同作は、4人のクリエーターが監督や脚本を務め、3話×4の全12回にわたって展開するオムニバスドラマ。それぞれの独立したストーリーで主演の蒼井が4つの人格を演じ分け、ジャンルの違うクリエーターたちが生み出す世界観とコラボレーションしていく。

「演じ分けるという意識はなくて、それぞれのキャラクターを忠実に演じていこうと思います」と気負いのない蒼井は、4人のクリエーターのうち、CMディレクターの高崎卓馬は「JRA」CM、タナダユキとは映画『百万円と苦虫女』で組んでいるので、気心は知れたといったところ。それでも、高須光聖とは初仕事で、「撮影に入ってから、3日間はセリフがなくて、ただひたすら走るシーンばかりで、だんだん悲しくなってきました(笑)。でも、こんな経験はできないので、きっと忘れない作品になるんだろうと思います」と苦労も覗かせる。

作品のテーマは「嘘」。蒼井は思い出しながら「中学生の時に学校へ行きたくなくて、お母さんを騙って学校に電話して、風邪で休むと嘘をついたことがあります。翌日にバレましたけど(笑)」とエピソードを披露、続けて「驚き、妄想などの色々な嘘が描かれているので、そこをご覧いただければ」と見どころを語った。

写真左から、CMプランナーの高崎卓馬、放送作家の高須光聖、蒼井優、映画監督の山下敦弘、タナダユキ

同作は1月30日(毎週水曜 24:00~)より放送スタート。視聴方法はこちらを参照。