今回はYahoo UI LibraryのUIの1つであるLogger(ログ表示)機能について説明します。このLoggerはユーザーに対して利用するものではなく開発者がデバッグ時に利用するものです。デバッグ時に変数の値や呼び出した関数などを表示したい時に使います。つまり開発時の補助機能です。

関連ファイルの入手

まず、Yahoo UI Libraryを入手しましょう(*1)。Yahoo UI LibraryのダウンロードはこのURLにある「Download YUI」のボタンをクリックします。

Yahoo! UI Libraryの入手

ダウンロードしたファイルはZIP形式になっているので解凍します。解凍するとbuild, docs, examplesフォルダとREADMEファイルがあります。Loggerで必要になるファイルは下図に示すハイライトされたファイルです。

解凍図

これらのファイルを適当なフォルダに入れて利用します。今回解説しているサンプルは下記のフォルダ構成になっています。

本稿の配置

*1ここではYahoo UI Libraryの最新版であるバージョン2.4.1で説明します。