日本HPは、BTOに対応したノートPCシリーズ「HP Paviloion Notebook」の新モデルを4機種発売した。上位の2機種では45nmプロセスで製造されたインテルの新CPUや、BD-ROM、HD DVD-ROMドライブが選択可能。各モデルとも天板などに「和」をモチーフにした美しい新デザインを取り入れている。

HP Pavilion Notebook PC dv9700/CT

17型ワイド液晶を搭載した最上位モデル。インテルの最新CPUであるCore 2 Duo T9300を選択可能。さらに、光学ドライブとしてはBD-ROMとHD DVD-ROMの選択式となるなど、最新技術がふんだんに盛り込まれている。従来から引き続いて、天板やパームレストに水面に生じる波紋をモチーフにした「ZEN-design shizuku(雫)」を採用している。

dv9700/CT

ZEN-design shizuku(雫)の天板

最小構成時のスペックは、CPUはCore 2 Duo T7250(2.0GHz)でチップセットはIntel PM965 Expressを採用。メモリは1GBでHDDは160GBとなる。グラフィックスチップはGeForce 8600M GSを内蔵。最小構成価格は13万9860円。

サイズは396(W)×285(D)×31.6~41.8(H)mmで、重量は約3.49kg。

HP Pavilion Notebook PC dv6700/CT

15.4型ワイド液晶を搭載するメインストリームモデル。CPUにCore 2 Duo T9300を、光学ドライブにBD-ROMやHD DVD-ROMを選択可能となっている。天板やパームレストのデザインとして「ZEN-design shizuku(雫)」に加えて、大地から草木が一斉に芽吹く様をモチーフにした「ZEN-design mebae(芽生え)」を選ぶことができる。

dv6700/CT mebaeモデル

ZEN-design mebae(芽生え)の天板

最小構成時のスペックは、CPUはCeleron 540(1.86GHz)で、チップセットはIntel PM965 Expressを採用。メモリは1GBでHDDは120GBとなる。グラフィックスチップはチップセット内蔵のものを使用する。最小構成価格は7万9800円。

サイズは、357(W)×257(D)×41(H)mmで、重量は約2.86kg。

HP Pavilion Notebook PC dv2705/CT

14.1型ワイド液晶を搭載するモデル。AMDのCPUを採用しており、価格とスペックを同時に追求している。天板やパームレストのデザインとして、「ZEN-design shizuku(雫)」に加えて潜在的なエネルギーが臨界に達して一斉に噴出する様をモチーフにした「ZEN-design ibuki(息吹き)」が選択できる。

dv2705/CT ibukiモデル

ZEN-design ibuki(息吹き)の天板

最小構成時のスペックは、CPUはSempron 3600+(2.0GHz)で、チップセットはNVIDIA MCP67Mを採用。メモリは1GBでHDDは120GBとなる。グラフィックスはチップセット内蔵のものを使用。光学ドライブはDVDスーパーマルチ。最小構成価格は6万9930円。

サイズは334(W)×237(D)×26~39(H)mmで、重量は2.43kg。

HP Pavilion Notebook PC dv2005/CT

12.1型ワイド液晶搭載のモバイルノート。この液晶は指と専用ペンの両方で操作できる「Penabled DualTouch」に対応する。これにより、指でタッチパネルとして気軽に操作したり、専用ペンでデジタイザとして精細な操作したりといったことが自由に行える。切り替えはペンを画面に近づけると自動的に行われる。天板やパームレストには、音などが放射線状に広がっていく様をモチーフにした「ZEN-design hibiki(響き)」が採用されている。

dv2005/CT hibikiモデル

ZEN-design hibiki(響き)の天板

最小構成時のスペックは、CPUはAthlon 64 X2 TK-57(1.9GHz)でチップセットはNVIDIA C51Mを採用。メモリは1GBでHDDは120GB。グラフィックスはチップセット内蔵となる。光学ドライブはDVDスーパーマルチ。最小構成価格は9万9960円。

サイズは308(W)×223(D)×39(H)mmで、重量は約1.97kg。