マツダは、2008年3月4日から16日まで開催される第78回ジュネーブモーターショー(Salon International de l'Auto in Geneva)で「Mazda2」(日本名:マツダデミオ)の3ドアハッチバックを世界で初めて公開する。また、昨年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー「マツダ大気(たいき)」や「Mazda5ハイドロジェンREハイブリッド」なども欧州初公開として出品する。
マツダは、新型「Mazda2」 3ドアハッチバックで、欧州市場での新たな顧客の獲得を目指す。エンジンラインアップは、応答性に優れたMZR型1.3L(リッター)および1.5Lガソリンエンジンと、MZ-CD型1.4Lコモンレールターボディーゼルエンジンで、燃費性能、動力性能を向上させながら、クリーンな排出ガスを実現している。
先行している「Mazda2」の5ドアハッチバック(日本名:デミオ)は、Bセグメントコンパクトカーがより重く、大きくなるトレンドに反し、前モデル比で約100kgの軽量化を達成。車両重量を1,000kg以下に抑えた。2007年9月に欧州で発売されて以来人気を博しており、同年12月には欧州の衝突安全性能評価である「ユーロNCAP (European New Car Assessment Programme)」の成人乗員保護性能において最高ランクの5つ星を獲得。また、オーストリア、ベルギーなどのカー・オブ・ザ・イヤーや日本の2008年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーなど、20を超える賞を受賞し、高い評価を得ている。