フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフの量販グレード「ゴルフGLi」に代えてTSIエンジンを採用した「ゴルフTSI コンフォートライン(Golf TSI Comfortline)」を設定し、1月29日より発売する。価格は289万円。また、2月2日~3日の両日、フォルクスワーゲン販売店にて発売フェアが行なわれる。
「ゴルフTSI コンフォートライン」は、ターボチャージャーとスーパーチャージャーを併用する1.4L(リッター) TSIエンジンを搭載。これは2007年2月に投入された「ゴルフGT TSI」に搭載されるエンジンと基本的に同じだが、快適指向のの強いファミリー層に合わせてマイルドな特性とした。最高出力は103kW(140PS)。最大トルクは220Nm(1,500~4,000rpm)を得ており、わずか1,500回転から従来の「ゴルフGLi」搭載の2.0L FSIエンジンを上回る高トルクを発揮する。
フォルクスワーゲンの新世代トランスミッションDSG(Direct Shift Gearbox:ツインクラッチ)6速トランスミッションを併せて採用した結果、高性能と低燃費を両立。10・15モード燃費はゴルフGLiが12.0km/Lだったのに対し、ゴルフTSI コンフォートラインは14.2km/Lと、約18%向上している。
そのほか、レザーステアリングやレザーシフトノブなど、ドライバーの手に触れる部分の質感向上も図っている。車両価格もゴルフGLiの7万円高に抑えられた。