アウディジャパンは23日、フラッグシップモデル「アウディA8/S8」の2008年モデルの発売を開始した。同社としては、初めてフルセグに対応した地上デジタルTVチューナーを標準搭載したモデルとなる。駆動方式は全てクワトロ(4WD)、トランスミッションは6速ティプトロニック。価格はアウディA8が912万円~1,750万円、ハイパフォーマンスバージョンのアウディS8が1,495万円。
アウディA8/S8の基本デザインを踏襲しつつ、エンジンごとにフロントグリルデザインを変更しているほか、新デザインのLEDリヤランプや、18インチホイールが採用されている。また、地上デジタルTV放送チューナーを搭載したマルチメディアインタフェース(MMI)を国内で初めて標準装備し、新開発のナビゲーションシステムや、iPodなどと連携できるミュージカルインタフェース(AMI)との統合操作が可能。ショックアブソーバーやベアリング、アダプティブエアサスペンションも改良され、油圧システム全体にも再チューニングが施され、ダイレクトなハンドリング特性とスムーズな乗り心地を実現したという。
ボディカラーには、アイスシルバーメタリック、インパラベージュパールエフェクト、ブラックチェリーパールエフェクト、アーヴスシルバーパールエフェクトの新色4色が用意される。