日産自動車は、コンパクトなワゴンタイプ乗用車「ウイングロード」について、内装の変更や新燃費・排気試験ののJC08モードに対応するなど一部改良を施し発売した。合わせて「ライダー」「アクシス」のも一部改良するほか、福祉車両の「アンシャンテ」を新たに発売した。価格は156万4,500円から237万3,000円。

ウイングロード 15M

「ウイングロード」の今回の一部改良では、1.5L(リッター)ガソリンエンジンのHR15DE+エクストロニックCVT(2WD車)を改良し、新しい燃費及び排気試験であるJC08モードに対応し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」を達成した。また運転席の背面シート表皮を変更するなど、インテリアの一部変更やグレード名称の変更等を行なった。価格は156万4,500円から192万6,750円。

日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、「ウイングロード」の一部改良に合わせ、カスタムカー「ライダー」「アクシス」を継続して設定し発売した。価格はライダーが206万3,250円から224万7,000円、アクシスが193万2,000から211万5,750円。

また、オーテックジャパンが発売する福祉車両、「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」が新たに発売される。これは助手席が車両の外側に電動で回転・昇降し、乗り降りが容易にできるもの。シートスライドやシートリクライニングもリモコンで操作できる。「ウイングロード」としては、従来「助手席スライドアップシート」の設定がなかったが、新たに開発した新型スライドアップシートでは回転・昇降機構の小型化を図り、「ウイングロード」への搭載が可能となった。価格は219万9,750円から237万3,000円。

インパネ (18G)

インテリア (15M)

ライダー

アクシス

アンシャンテ 助手席スライドアップシート

HRエンジン + XTRONIC CVT