千葉県の幕張メッセにて19日、20日に「次世代ワールドホビーフェア'08Winter」東京大会が行われた。「コロコロコミック」「週刊少年サンデー」といった小学館系の媒体を中心に、子供向けホビーが多数出揃うこのイベントは、今回で27回目となる。全国4会場での開催で、13日の大阪大会、今回の東京大会に続いて、27日にはナゴヤドームにて名古屋大会が、2月3日には福岡Yahoo! JAPANドームにて福岡大会が行われる。
1994年の第1回から前回までの総来場者数は489万人。今回は大阪大会(1日間)で43,500人、東京大会(2日間)では109,300人を集め、通算来場者数は500万人を突破した。
レポートではジャンルごとに目立ったホビーを紹介していく。
Wii
人気の『Wii Sports』『Wii Fit』などファミリー向けのハードとして絶好調のWii。『大乱闘スマッシュブラザーズX』の発売を間近に控えた任天堂はもちろんのこと、今回はサードパーティーのWii用ソフトの充実が目立った。なかでもバンダイナムコゲームスからは19年ぶりの復活となる『ファミリートレーナー』、Wiiバランスボードに対応した『ファミリースキー』、そのほか『ファミリースタジアム』『ファミリージョッキー』など、往年の名作スポーツが続々とWii向けに投入されていた。
任天堂ブースの主役は『大乱闘スマッシュブラザーズX』(1月31日発売予定)。会場では直前に延期になったことに対するお詫びも |
対戦の模様はステージの大型スクリーンでも中継。シリーズ経験者も多いようで、早くも激しい対戦が行われていた |
ニンテンドーDS
小学生に人気のハードと言えばもちろんニンテンドーDS。子供たちがDSで遊びながら行列の順番を待つ風景は毎回恒例となっている。今回も各社多数のDS用ソフトを出展していたが、なかでも初出展のレベルファイブには要注目。人気の『レイトン教授』シリーズに続いて繰り出すサッカーRPG『イナズマイレブン』は、小学館「コロコロコミック」でのマンガ連載のほか、アニメ化も予定するなど積極的な展開が行われている。会場でも体験版が配布され、ダークホースとしての勢いを見せていた。