松下電器産業は、ステレオICレコーダー「RR-US950」「RR-US750」の2モデルを発表した。発売は、3月15日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、「RR-US950」が2万5,000円前後で、「RR-US750」が2万円前後。
2GBモデルの「RR-US950」(左)と1GBモデルの「RR-US750」 |
「RR-US950」「RR-US750」は、従来機種「RR-US900/US500/US470」で好評を得ている「ズームマイク」を更に進化させた「4倍ズームマイク」を搭載したステレオタイプのICレコーダー。本体に内蔵された3つのマイクで集音し、周囲の雑音を抑えて録音できるという。また、会議や講演会など、録音時の条件に合わせた設定を選択できる「録音ポジションスイッチ」を備え、操作性も向上させている。
今回発表された製品では、ステレオXPモードで、2GBモデルの「RR-US950」では約36時間10分、1GBモデルの「RR-US750」では約18時間までの録音が可能。また、付属の単4形ニッケル水素充電式電池を使用した録音では、ステレオXPモードで約10時間の連続録音が可能だ。
また、パソコンでの活用にも便利なMP3形式でステレオ録音ができる「MP3ステレオ高音質録音」に対応するほか、パソコンとUSBケーブルで接続し、付属充電式電池へUSB充電することもできる(約2時間でフル充電)。
このほか、録音した音声や保存したデータをパスワードで守る「セキュリティ機能」や、録音した音声ファイルを適当な場所で分割できる「ファイル分割機能」、重要な箇所にマーキングし頭出しができる「インデックス機能」、自然な音程で早聞き・遅聞きができる「スピードコントロール」なども用意されている。
本体サイズは、両製品とも幅約33.1mm×高さ115.0mm×奥行き14.7mmで、重さ(付属電池含む)は約56gとなっている。