ソニーは22日、ICレコーダー「ICD-SX88」、「ICD-SX78」の2モデルを発表した。 発売は2月21日からで価格はオープン。推定市場価格は、ICD-SX88が25,000円前後、ICD-SX78が20,000円前後。

「ICD-SX88」(左)と「ICD-SX78」。本体色は、シルバー、ブラックの2色が用意される

「ICD-SX88」「ICD-SX78」は、80~20,000Hzまでという業界最高クラスの広帯域録音が可能な「ステレオハイクオリティーモード(STHQ)」を搭載するICレコーダー。集音効果の高い直径10mmの大口径・高感度マイクを内蔵し、小さな音でもはっきり録音できるという。また、マニュアルでの録音レベル調整にも対応し、抑揚のある録音が可能となっている。

今回発表された製品では、従来機種「ICD-SX77/SX67」に比べ、記録容量がそれぞれ2GB(SX88)と1GB(SX78)に大容量化したことも特長。高音質のSTHQモード時で約35時間30分(SX88)と約17時間25分(SX78)の長時間録音を実現する。また、付属のUSBケーブルでパソコンと接続し、付属するニッケル水素充電池を本体で充電でき、STHQモード時では約13.5時間の連続録音が可能だ。

このほか、ステレオ/指向性録音に合わせてマイクが変わる「トリプルマイク」やノイズを低減する「ローカットフィルター」を搭載するほか、録音した音声をパソコンに転送し、オリジナルのCDが作成できるソフトウェア「Digital Voice Editor Ver.3.1」も同梱される。

本体サイズは、両製品とも幅30.8mm×高さ119.3mm×奥行き14.9mmで、重さ(電池含む)が74g。