ディズニー・モバイル専用携帯電話の「DM001SH」。形状・仕様を見る限り、ソフトバンクの「THE PREMIUM 821SH」がベースになっていると考えられる

ウォルト・ディズニー・ジャパンは22日、携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」を3月1日より開始すると発表した。同社がソフトバンクモバイルから携帯電話網の提供を受けるとともに、電話機やサービスを共同開発してサービスを展開する。

開始と同時に、専用携帯電話「DM001SH」(シャープ製)を発売する。厚さ約12.9mmの薄型ボディながら、ワンセグ、おサイフケータイ、音楽プレイヤーなどの機能を備えた高機能機で、背面パネルやセンターキーにミッキーマウスのシルエットを取り込んだデザインが特徴。

料金プランはソフトバンク携帯電話に準じたものを採用し、ホワイトプランを選択すればディズニー・モバイルの加入者間だけでなく、ソフトバンク加入者とも1時から21時まで無料で通話できる。加入者には「***@disney.ne.jp」のメールアドレスを提供し、ディズニーキャラクターの絵文字などを使ってメールを装飾できる。

ソフトバンク携帯電話には、押すだけでYahoo!ケータイに接続されるY!ボタンが搭載されていたが、DM001SHには代わりに「Dボタン」が用意され、ディズニーのコンテンツポータルサイト「Disney Web」をボタンひとつで開くことができる(Yahoo!ケータイのコンテンツも利用できる)。また、通常月額105~315円が必要な、23のディズニー公式携帯サイトを無料で楽しめる。さらに、加入者限定のコンテンツも提供する。

販売はソフトバンクショップ全国2,521店、主要家電量販店、オンラインで行う。

「ディズニー・モバイル」を発表するウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長のポール・キャンドランド氏と、発表会にゲストとして招かれたソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏

(詳細は追って別記事でお伝えします)