オリンパスイメージングは、小型でスタイリッシュなボディに光学7倍ズームレンズと有効1010万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「μ(ミュー)1020」を、2月15日から発売する。価格はオープンだが、推定市場価格は4万円台前半。
「μ1020」は、新しくμシリーズの最上位に位置するモデル。同社は、2006年8月発売の「μ750」で5倍ズームを搭載したが、今回のμ1020はそれを上まわる37~260mm(35mmフィルム換算)の7倍ズームを、3倍ズーム機と同等なボディの薄さを保ったまま装備した。また、CCDシフト式の手ぶれ補正機構も搭載する。撮像素子は1/2.33型の有効1010画素CCDが組み合わせられる。
顔検出機能「フェイス&バックコントロール」を搭載し、人の顔に対してピントを合わせるとともに、顔や背景の明るさをコントロールする。液晶モニターは2.7型の「ハイパークリスタルII液晶」。従来モデルに比べ、明るい場所での視認性や色再現性を向上させた。また、上下左右176度という広い視野角も実現している。記録メディアはxDピクチャーカードだが、標準でMicroSDアタッチメントが同梱され、MicroSDカードも使用できる。
そのほか、暗所での撮影や再生時に便利なイルミネーションボタン、暗所でも連続撮影が可能な秒間3コマの連続フラッシュ発光機能、シャッターチャンスを逃さない「プリキャプチャムービー」機能などを搭載している。また、μ1020は生活防水機能は搭載していない。サイズは99(W)×56.3(H)×25.2(D)mm、重さは135g(電池・カード別)。ボディカラーは5色が用意される。