松下電器産業は21日、ビエラリンク対応のラックシアターの新モデル「SC-HTR310-K」「SC-HTR210-K」を発表した。発売は2月15日を予定しており、価格はオープン。市場価格はSC-HTR310-Kが11万円前後、SC-HTR210-Kが10万円前後と予想される。
SC-HTR310-K/210-Kは、ドルビーバーチャルスピーカーを採用した3.1chのラックシアター。ワイヤレスリアスピーカーキット「SH-FX60」とスピーカーを加えることで、5.1chシステムへのシステムアップも可能だ。SC-HTR310-Kは幅130cm×高さ44.4cm×奥行き45.8cmで、50V型~42V型のテレビに対応する。一方のSC-HTR210-Kは幅108cm×高さ44.4cm×奥行き45.8cmで、42V型~37V型のテレビに対応する。耐荷重は、天板が80.0kg、棚板が12.0kg、底板が20.0kg。
同製品は、「番組ぴったりサウンド機能」を搭載しており、テレビの番組の種類に応じて、映画の場合にはシネマ、スポーツの場合にはスタジアム、ニュースの場合にはニュースなどと、自動的にサウンドモードを切り替えることが可能だ(リアルタイムの視聴時だけでなく、DMR-XP12/XP22VのHDDに録画した番組にも対応)。 また、小音量時に聞き取りにくい低域などを補正する「ウィスパーモードサラウンド」を新たに搭載。深夜など、大きな音を出せないときでも、臨場感のあるサラウンド再生を実現する。
使用されているスピーカーユニットは、フロントとセンターが振動板に竹繊維を採用した6.5cmフルレンジ。サブウーファーは13cmユニットをラックの左右に対抗配置することで、振動を抑えている。実用最大出力はフロント/センターが65W、サブウーファーが90Wとなっている。入力端子は、光デジタル×2。HDMIは入力/出力を各1系統装備する。