富士通は15日、企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK」、およびデスクトップPC「FMV-ESPRIMO」の新製品として、全3シリーズ6機種を発売した。
今回発表されたのは、12.1型ワイド液晶搭載のモバイルノートPC「FMV-R8250」、15.4型ワイド液晶搭載ノートPC「FMV-A8255」、液晶一体型PC「FMV-K5250」の3シリーズ。
FMV-LIFEBOOK
FMV-R8250は、Core 2 Duo SL7100(1.20GHz)低電圧版を搭載。同社独自の高密度実装技術を適用したメインボードの小型化や狭額ベゼル液晶を採用することにより、約1.16kgの軽量ボディで世界最小のフットプリントを実現している。また、デザイン面では「竹」をモチーフとした特徴的なラインを天板に入れ、デザイン性の高さも追求している。
バッテリ情報の表示や消耗状態の計測、充電を全容量の80%に抑えることで電池寿命を1.5倍に延ばせる「バッテリーユーティリティ」が新たに搭載されたほか、ACアダプターは重量約200g、体積113ccとスリム・軽量化が図られた。このほか、2007年7月に基準が発効された国際エネルギースタープログラムに適合している。
ラインナップは、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルと非搭載モデルの2モデル。仕様は、CPUがCore 2 Duo SL7100(1.20GHz)低電圧版、メモリが1GB、HDD容量が80GB。指紋センサーとセキュリティボタン、セキュリティチップを採用している。最小構成価格は、スーパーマルチドライブ搭載モデルが26万5,000円、スーパーマルチドライブ非搭載モデルが24万3,000円。
FMV-A8255では、指紋センサーやセキュリティチップが選択できるようになりセキュリティ機能が格段に向上したほか、搭載CPUなどの基本機能が大幅に強化されているのが特徴だ。
FMV-ESPRIMO
FMV-K5250では、従来からの15型、17型液晶モデルに加えて、高さと奥行きは同じながらも19型ワイドSXGA+(1,440×900ドット)液晶を搭載したモデルが追加された。また、縦置きスタンド付きキーボードがカスタムメイドで選択できる
仕様と最小構成価格は、CPUがCore 2 Duo T7250(2GHz)、メモリが1GB、HDD容量が80GB、ギガビットLAN付きの19型ワイド液晶搭載モデルが20万9,000円。
なお、すべてのラインナップで将来的にはWindows Vistaに移行するが、現時点ではWindows XPを利用したいユーザー向けに「Windows Vista Business & ダウングレードサービス」モデルが用意されている。