マスタードギガは15日、台湾GIGABYTE TECHNOLOGYのデザインPCケース「Poseidon」シリーズの最新作「Poseidon 310」を2月上旬に日本市場で発売すると発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は1万6,800円。
Poseidon 310は、ヘアライン仕上げのメタリック・アルミニウム製フロントパネルに配置されたブルーLEDに加え、ケース上部のツートーンのアルマイト加工、フロントパネル下部の立体的かつスタイリッシュなダイヤモンド研磨加工といった、細部にわたるデザインを重視したPCケース。サイドパネルには、標準のメッシュパネルのほか、透明アクリルパネルも付属する。また、デザイン面だけでなくゴム製スタンドを採用して耐震・静音性を強化したほか、ケース背面に水冷システム用チューブ出入り口を標準で設置することにより水冷システムもサポートして高い冷却性能を持つのも特徴のひとつだ。
構造面では、すべての作業で工具を必要としないドライバーレス設計や、ドライブ類の脱着に便利なスライド式のシャドウベイなど、簡単に組み立てられるよう工夫されている。さらにエッジを湾曲させて強度を高めるなどの配慮も行われている。また、空気循環を高めるためにフロントから吸収された外気のホコリをくいとめるフィルターをフロント底面に設置。このフィルターはドライバを使うことなく、簡単に取り外して洗浄可能だ。
フロントパネル下部中央には、USB 2.0が2基、6ピンIEEE1394が1基のほか、AC97とHDオーディオの両規格に対応するオーディオ端子とインタフェースが縦に配置されている。
本体サイズは200(W)×505(D)×440(H)mm、重量は約8.8kg。本体は0.7mmSECC鋼板だが、フロントにはアルミニウムが使われている。ベイ数は5.25インチベイが5つ、3.5インチベイが2つ、3.5インチシャドウベイが3つ、スロット数はPCIスロットが7本。12cm角静音ファンがフロントとリアに1つずつ搭載されている。カラーはシルバーとブラックの2色展開だ。