スズキは16日、3列シート8人乗りミニバンタイプの小型乗用車「ランディ」を一部改良した「ランディ 2.0S」、「ランディ 2.0G」の発売を開始した。価格は218万9,250円から271万6,350円。
「ランディ」は、広い室内と大きな荷室を持つミニバンタイプの小型乗用車。2.0L(リッター)エンジンとCVTの組み合わせにより、実用域でのなめらかな加速、低燃費を実現している。
今回の改良では、ヘッドランプからフロントバンパーにかけてデザインを変更し、LEDサイドターンランプ付ドアミラーを採用。カーブや交差点でステアリングを切ると、専用ランプが自動的に進行方向を照らす「アクティブAFS」をディスチャージヘッドランプとセットで「2.0G」にオプション設定した。ボディカラーは、新色の薄灰色 (クールアイアンパールメタリック)/赤色 (ローズレッドパール)/水色 (キングフィッシャーブルーメタリック)を含む全6色を用意している。
インテリアでは、「2.0S」はシックなブラック基調、「2.0G」はベージュ基調の内装と木目調パネルを使用することで質感を向上。ヘッドレストの大型化や、2列目シートクッションの形状変更で快適性にも配慮した。また、視認性に優れた自発光メーターを新たに採用し、併せて燃費や航続可能距離などを表示するようにした。
このほか、半ドア状態から自動的に全閉する両側スライドドアクローザーや、周囲の明るさに合わせて、自動でヘッドランプが点灯・消灯するオートライトシステムを装備。さらに、リモコンや運転席のスイッチから自動で開閉できる両側パワースライドドアを「2.0G」に標準装備、「2.0S」には助手席側をオプション設定としている。