カシオ計算機は15日、同社のデジタルカメラ「EXILIM EX-Z1200」とハンディターミナル「DT-X7」が、工業製品デザイン賞であるドイツの「iFデザイン賞(iF product design award 2008)」を受賞したと発表した。

デジタルカメラ「EXILIM EX-Z1200」

ハンディターミナル「DT-X7」

「iF product design award」は、ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が主催する歴史ある工業製品デザイン賞で、全世界的の工業製品を対象として、毎年、優れたデザインを表彰している。選定では、デザイン面以外にも、品質や価格、環境への配慮なども考慮された審査が行われるという。

今回、同社から受賞が決定したのは、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-Z1200」とハンディターミナル「DT-X7」の2製品。「EXILIM EX-Z1200」は、1200万画素を誇る「EXILIM」シリーズの最上位機種で、曲面を多用したステンレスボディを特長とし、高級感ある質感と手触りの良さを実現している。「DT-X7」は、ユニバーサルデザインによる設計手法を実践したスキャナ一体型ハンディターミナル。高いグリップ性による持ちやすさ、スキャニングのしやすさ、キーの操作性、画面の視認性などの機能性だけではなく、高いデザイン性を追求したモデルだという。

なお、「iF product design award 2008」には、世界35カ国から2,771点の応募があり、821点が受賞している。