WEBドラマ『ピンボケ』のDVD発売記念トークイベントが13日、都内で行われ、キャストのバナナマン、西川史子、スピードワゴンの井戸田潤、浜口順子が出席した。

写真左から、浜口順子、西川史子、日村勇紀、設楽統、井戸田潤

同作は、たった2カ月で小説を書くことになった、夢だけは大きいフリーター男・井田が、小さな希望を手に入れる物語。井田を演じ、独特のキャラクターを披露しているバナナマンの日村は「普段とは違うメンバーでDVDを出せるのは嬉しいです」とコメント。相方の設楽も「シーンが終わった後もカメラが回り続けてて、アドリブでトークをしなきゃいけないんですよ。大変でしたね。」と語る。企画は構成作家の倉本美津留が担当。一部、現実とフィクションが交錯した内容になっている。

「お洒落に仕上がってます」と設楽

また今回は、西川が初となる演技を披露した。「100点です。映像で私を見ても綺麗だし、最高ですね」と自画自賛。さらに「私、ズレてない人間なので、ピンボケな人って羨ましい」と言うと浜口が「西川先生は金銭感覚がおかしいんですよ!」とツッコミ、それに対して「だってお金持ちだからしょうがないじゃない」と応酬するなど、西川節が炸裂した。

井戸田は「西川先生は片時も台本を離さないんです。かなりマジメですね」と。これを機にドラマ界にも進出?

そして、新成人への応援メッセージを求められると西川は「今どきの20歳はフリーセックスだということで、非常に羨ましいですね」と真顔でコメント。さらに「頑張れば、私みたいになれるかもしれないけど、まぁ持って生まれたものですし、無理でしょうね」と、全く応援にならないメッセージにバナナマンも苦笑しっぱなしだった。

それぞれが持っているパネルは、20代の頃(西川は17歳)の写真

日村はどさくさに紛れて新ギャグ「ふぶき」を披露

『ピンボケ』ストーリー

30過ぎたフリーターの男・井田(日村)が、偶然出会った出版社の編集者ら4人のギョーカイ人(設楽、西川、井戸田、浜口)に小説を書くことを約束し、磯山(西川)にタイトル案をメールで送り始める。が、どのタイトルもピントのずれたピンボケしたものばかり。4人は端から出版するつもりはなく、井田の作ったタイトルをつまみにあざ笑っていたのだった。そんな事実を知らない井田は磯山にメールを送り続け、次第に4人の心境に変化が現れ始める。
『ピンボケ』 発売元・ホリプロ 販売元・ポリドール映像販売 3,990円 現在発売中