12日、都内にて映画『銀色のシーズン』の初日舞台挨拶が行われた。主演の瑛太を筆頭に、玉山鉄二、青木崇高、田中麗奈、佐藤江梨子、田中要次、國村隼ら主要キャストと監督の羽住英一郎が観客の前に登場した。
写真前列左から、青木崇高、田中麗奈、瑛太、玉山鉄二 |
『銀色のシーズン』は、『海猿』シリーズの羽住監督による最新作。この作品では、雪山で自由奔放な日々を過ごしているバカ3人組"雪猿"たちの、華麗なスキーアクションや恋愛模様が描かれる。
元モーグル選手の城山銀を演じた瑛太は「撮影の時は暖冬で雪がなく、朝早くからスタッフの方々が雪をかき集めてくれた」と撮影の苦労を語った。雪猿一番のお調子者、神沼次郎を演じた青木は巨大なアフロのカツラを被り舞台に登場。劇中のセリフ「レディ~、ゴー!」を舞台で披露し、銀と次郎が憧れる小鳩祐浩を演じた玉山を苦笑させていた。
羽住監督は「撮影中は主演の3人に良い意味で『バカになって演じろ』と言い続けた。損得勘定なしで困難な事に挑戦したりするのは、バカだけど素敵な事だから」とコメント。ヒロイン綾瀬七海役の田中は「撮影中『瑛太君、天然だね』って言ったら、『天然って何?』と瑛太君に言われた(笑)」と瑛太のバカなエピソードを披露。雪山旅館の仲居の北原エリカ役の佐藤も「玉山さんも凄くかっこいいのに、撮影中はあり得ないほどバカで天然でした(笑)」と劇中同様にバカな雪猿たちの素顔を語った。
舞台挨拶でも劇中同様の愛すべきバカぶりを披露した雪猿たち。最後に瑛太が「日本中のみなさんに、この映画が届いて、沢山のことを感じていただけたら嬉しいです」とアピールした。『銀色のシーズン』は日劇2ほかにて全国ロードショー中。
雪猿に見立てた銀色のだるまに目玉を描き入れる瑛太。しかし失敗して共演者に責められる |
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