シャープは10日、15.4型ワイドWXGA(1,280×768ドット)ピュアクリーン液晶を搭載したノートPC「Mebius WT」「Mebius WE」シリーズの2008年春モデル「PC-WT70W」、および「PC-WE50W」を発売した。価格はオープンだが、予想実売価格はそれぞれ16万円台半ば、15万円前後。発売は1月下旬の予定だ。
今回発表された2機種は標準メモリを2GB搭載することで、Windows Vista Home Premiumがより快適に利用できるほか、独立テンキーを搭載するのが特徴だ。上位モデルのPC-WT70WはAMD Turion 64 X2 TL-52、下位モデルのPC-WE50WはモバイルAMD Sempron 3400+を採用したことに加え、グラフィックスチップにはDirectX 9対応のATI Radeon Xpress 1100、120GB Serial ATA HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載するなど基本性能を向上させている。
ソフトウェア面では、Microsoft Office Personal 2007のほか、Webサイトを折り返して左右に並べて表示できる「Liquid Surf」、「脳を鍛える大人の計算ドリル」著者・東北大学川島教授監修の「脳力トレーナー」、「超右脳革命」の著者・七田眞氏監修の右脳トレーニングソフト「ウノタン 高める記憶力」、「ウノタン 高める判断力」、電子書籍「FlipBook」専用ビューア「FlipViewer」がプリインストールされている。
CPU以外の仕様は両機種ともに共通で、チップセットはATI Radeon Xpress 1100、メモリは2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM。ストレージは120GB容量のSATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブが用意されている。その他の機能は、独立テンキー、IEEE802.11b/g対応無線LAN、10BASE-T / 100BASE-TX LAN、3-in-1カードリーダー、IEEE1394など。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされている。
本体サイズは360(W)×258(D)×36.7(H)mm、重量は約2.6kg。バッテリー駆動時間は約1.2時間。