デジタルカウボーイはこのほど、車載型ビデオレコーダー「DVR-ED」を発売した。価格はオープンで、同社のショッピングサイトでの販売価格は9,800円。
車載型のビデオレコーダーというと、すぐに思いつくのがドライブレコーダーだが、一般的なドライブレコーダーが、なんらかの衝撃があったときに、その前後の何分間かを録画するという方法を取るのに対して、DVR-EDは、常に録りっぱなしという方法を取ることで低価格を実現した車載型ビデオレコーダーだ。
使用するメディアは2GBまでのSDメモリーカードで、50分に1ファイルずつ記録されている。メディアが満杯になると、古い録画ファイルから消されていくため、メディアの容量がなくなって、録画できなくなるという心配はない。画角は横120度、縦60度となっており、ダッシュボードに取り付けることで、ドライブレコーダー同様に、いざというときの映像を残すことが可能だ。本体のカメラレンズの上にはレーザーポインターが装備されており、撮影される方向をチェックすることが可能だ(ファインダーなどは装備されていない)。
録画形式はMotion JPEG。解像度は320×240でフレームレートは13.9fps。ビデオ出力端子も搭載されており、テレビに接続して内容を見ることも可能だ(もちろん、PC上でも見ることができる)。
電源は、シガーソケットアダプターと単4電池×3。シガーソケットアダプターのみの運用だと、車のバッテリーからの電力が途切れた際に、その時点で記録しているファイルの内容が失われるため、電池の併用が望ましいとされている。なお、電池のみでの連続録画時間は最大約5時間。
このほか主な仕様は以下のとおり。
動作温度範囲 | 0~50°C |
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サイズ | 48(W)×104(H)×20(D)mm(スタンドのぞく) |
質量 | 約55g |