千葉市・美浜区の幕張メッセで開催されている「東京オートサロン(TOKYO AUTO SALON) 2008 with NAPAC」のオートバックスグループブースでは、ワーナー エンターテイメント ジャパンとオートバックスグループ店舗を展開するオートバックスセブン、横浜ゴムが三社合同で、今夏公開予定の映画『スピード・レーサー』の製作協力発表記者会見を行い、劇中に登場する「マッハ号」、未来型レーシングカー「ガライヤ」の原寸レプリカが公開された。
『スピード・レーサー』は、『マトリックス』シリーズを手がけたウォシャウスキー兄弟の最新作で、1960年代にテレビ放映された吉田竜夫原作の人気アニメ『マッハGoGoGo』の実写版映画。CGを駆使した映像で、驚異的な走りをみせる「マッハ号」とともに、数々のレースや困難な事件を通して成長する主人公、スピード・レーサーを描く。
主人公のスピード・レーサー役にエミール・ハーシュ、ガールフレンド役にクリスティーナ・リッチが扮するほか、スーザン・サランドンやマシュー・フォックス、日本からは真田広之が出演する。日本での公開は、2008年7月5日を予定。
左から、オートバックスセブン オフィサー U-PARTS事業担当 兼 販売促進担当 兼 販売促進部長 森本眞臣氏、ワーナー エンターテイメント ジャパン 代表取締役社長 ウィリアム・アイアトン氏、横浜ゴム 取締役執行役員 タイヤ企画本部長 小林達氏 |
オートバックスセブンと横浜ゴムは、同映画の劇中シーンに商品や商標を登場させる「プロダクト・プレイスメント」という形式で製作協力とタイアッププロモーションを展開する。
会見では、ハリウッド映画に対する「プロダクト・プレイスメント」は初の試みだというオートバックスセブンの森本眞臣氏が「日本だけではなく、オートバックスグループが海外展開する拠点でも映画が公開されることで、ブランドイメージの向上を世界規模で実施できる」と語るなど、両社とも同プロモーションへの期待をみせた。
なお、同映画における「プロダクト・プレイスメント」は、オートバックスセブンが、レーシングカー、サーキットコース上での同社商標掲出、AUTOBACSレーシングチームのレーシングカー「ガライヤ」の劇中レースへの参戦、横浜ゴムが、サーキットコース上での同社商標の掲出、主人公の車「マッハ号」やレーサーXのレーシングカー、ストリートカーにヨコハマタイヤ「ADVAN A050」装着などとなっている。