「LaVie C LC950/LG」と「同LC900/LG」

日本電気は8日、15.4型ワイドWXGA+(1,440×900ドット)スーパーシャインビューEX3液晶を搭載したハイエンドプレミアムノートPC「LaVie C LC950/LG」、および「同LC900/LG」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格はそれぞれ28万5,000円前後、23万5,000円前後。発売は1月上旬が予定されている。

LaVie Cシリーズは、地上デジタルTVチューナーやBlu-ray Discドライブ、HDMI出力端子といったマルチメディア機能を搭載するほか、ビットレートを約半分に落とすことで地上デジタル番組をハイビジョン解像度のまま従来の約2倍の時間録画可能とした「デジタル長時間モード」が利用できる。さらに、地上デジタル録画番組の9回のコピーと1回のムーブが可能な「ダビング10」にも将来的に対応する予定だ。

メモリを2GBに増量し、グラフィックスチップにATI Mobility Radeon HD 2400を採用し、AV機能の強化を図っている。また、自動輝度センサ、LED消灯ボタン、PCの電源オフ時にも携帯音楽プレイヤーなどにUSBポートから充電できる「パワーオフUSB充電機能」などが用意されている。

仕様は、LC950/LGのCPUがCore 2 Duo T7500(2.2GHz)、チップセットはATI Radeon Xpress 1250、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(オンボード512MB、512MB×1、1GB×1、最大4GB)。LC900/LGのCPUがインテル Core 2 Duo プロセッサー T7250(2GHz)、チップセットはATI Radeon Xpress 1250、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(オンボード512MB、512MB×1、1GB×1、最大4GB)。グラフィックスチップはATI Mobility Radeon HD 2400が搭載されている。

HDDと光学ドライブはLC950/LGが250GB容量のSerial ATA HDDとBlu-ray Discドライブ、LC900/LGが160GB容量のSerial ATA HDDと2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。

その他の機能は、198万画素Webカメラ、FeliCaポート、HDMI出力端子、地上デジタルTVチューナー、メモリースティックPRO-HG デュオに新たに対応したトリプルメモリースロット、ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g/n draft 2.0対応無線LAN(LC950/LG)、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN(LC900/LG)。OSはWindows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされている。

本体サイズは370(W)×278(D)×43.3~48.9(H)mm、重量は約3.5kg。バッテリ駆動時間は約1.2時間。