ワンセグ・6色のカラバリ・2GBメモリの「LaVie L スタンダードタイプ」

日本電気は8日、エントリユーザー向けの15.4型ワイドWXGA(1,280×800ドット)液晶搭載ノートPC「LaVie L スタンダードタイプ LL590/LG」、「同LL570/LG」、「同LL550/LG」。および「同LL370/LG」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格はそれぞれ17万5,000円前後、17万5,000円前後、16万円前後(グロスブラックのみ16万5,000円前後)、13万5,000円前後。発売は1月上旬の予定だ。

LL370/LGをのぞく3モデル共通の特徴としては、すべてのモデルで2GBメモリが搭載されたほか、使用状況に合わせて省電力設定に切り替えられるECOボタン、自動輝度センサ、LED消灯ボタン、PCの電源が切れている状態でも携帯音楽プレイヤーなどにUSBポート経由で充電できるパワーオフUSB充電機能などを備えている。このほか、最上位モデルとなるワンセグチューナー搭載のLL590/LGでは、PCで録画したワンセグ番組をSDカードにムーブして携帯電話上で閲覧できる機能が追加された。

また、LL550/LGではシュガーピンク、ガーネットレッド、ベリーブルー、パウダーホワイトの4色のカラーバリエーションに加え、2007年秋冬モデルで好評だったグロスブラックが店頭販売モデルとして展開されることとなった。また、Web専用カラーとしてリーフグリーンも用意されている。

ベーシックモデルのLL370/LGは、2007年秋冬モデルからハードウェア的な変更は加えられておらず、ソフトウェアのアップデートのみのマイナーバージョンアップに留まっている。

LL590/LGの仕様は、CPUがモバイルAMD Sempron 3600+(2GHz)、チップセットがAMD M690V、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。液晶パネルはスーパーシャインビューEX2液晶、グラフィックス機能はチップセット内蔵のATI Radeon X1200を利用する。HDDは120GB容量のSerial ATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。ワンセグチューナーを搭載する。

LL570/LGの仕様は、CPUがAMD Turion 64 X2モバイル・テクノロジ TL-58(1.90GHz)、チップセットがAMD M690V、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)という構成になっている。液晶パネルはスーパーシャインビューEX2液晶、グラフィックス機能はチップセット内蔵のATI Radeon X1200。HDDは160GB容量のSerial ATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。

LL550/LGの仕様は、CPUがモバイルAMD Sempron 3600+(2GHz)、チップセットがAMD M690V、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。液晶パネルはスーパーシャインビューEX液晶、グラフィックス機能はチップセット内蔵のATI Radeon X1200を利用する。HDDは120GB容量のSerial ATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。

これら3モデルの本体サイズは360(W)×267.5(D)×38(H)mm、重量は約3.2kg。バッテリ駆動時間は約1.4時間。

LL370/LGの仕様は、CPUがインテル Celeron M 520(1.60GHz)、チップセットがATI Radeon Xpress 1100、メモリが1GB PC2-4200 DDR2 SDRAM(1GB×1、最大2GB)。液晶パネルはスーパーシャインビュー液晶、グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用する。HDDは120GB容量のSerial ATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。

本体サイズは362(W)×261(D)×30.5～40(H)mm、重量は約2.8kg。バッテリ駆動時間は約0.9時間。

全モデル共通のその他の機能は、ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、FeliCaポート(LL370/LGをのぞく)、メモリースティックPRO-HG デュオ対応のトリプルメモリースロットなど。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされている。