「LaVie L アドバンストタイプ LL850/LG」と「同 LL800/LG」

日本電気は8日、メインストリーム向けノートPC「LaVie L アドバンストタイプ LL850/LG」、および「同 LL800/LG」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は20.5万円前後、19万円前後。1月上旬に発売される予定だ。

LaVie L アドバンストタイプ LL850/LGと同LL800/LGは、新筐体デザインを採用した下位モデル、LL750/LGとは異なり、2007年秋冬モデルと同じ筐体デザインを継承した15.4型ワイド液晶搭載のノートPC。最上位モデルとなるLL850/LGでは、解像度WXGA+(1,440×900ドット)、色再現範囲約90%のスーパーシャインビューEX3液晶が採用され、LL800/LGでは解像度WXGA(1,280×800ドット)のスーパーシャインビューEX2液晶が搭載されているのが主な違いだ。このほか、LL850/LGではHDDの回転数が7,200rpmのものが内蔵されている。

両モデル共通の機能としては、FeliCaを利用した権利認証技術「Near Field Right Management」(NFRM)に対応し、携帯電話で購入した動画をPCの高精細画面で楽しめる。また、198万画素Webカメラ、HDMI出力端子、LED消灯ボタン、自動輝度センサ、PCの電源OFF時でも携帯音楽プレイヤーなどにUSBポートから充電できる「パワーオフUSB充電機能」など、マルチメディア関連機能が豊富に用意されているのも特徴のひとつだ。

仕様は、CPUがインテル Core 2 Duo プロセッサー T7250(2GHz)、チップセットがATI Radeon Xpress 1250、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(オンボード512MB、512MB×1、1GB×1、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用する。ストレージは160GB容量のSerial ATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、198万画素Webカメラ、HDMI出力端子×1、メモリースティックPRO-HG デュオに新たに対応したトリプルメモリースロット、ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、FeliCaポートなど。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされている。

本体サイズは370(W)×278(D)×43.3(H)mm、重量はLL850/LGが約3.5kg、LL800/LGが約3.6kg。バッテリ駆動時間は最大1時間。