日本電気は8日、メインストリーム~ハイエンドユーザー向けのスリムタワーデスクトップPC「VALUESTAR L スタンダードタイプ」の2008年春モデル「VL570/LG」、「VL500/LG」、および初中級者向け薄型コンパクトデスクトップPC「VALUESTAR L スリムタイプ」の2008年春モデル「VL300/LG」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格はそれぞれ23万5,000円前後、21万円前後、15万5,000円前後。発売は1月上旬の予定だ。
VALUESTAR L スタンダードタイプ
VALUESTAR L スタンダードタイプでは、クアッドコアCPU搭載モデルのみだった2007年秋冬モデルと比較して、価格を抑えたデュアルコアCPU搭載モデルがラインナップに加わった。また、本体はホワイトとシルバーを基調としたシンプルなデザインを前モデルから継承しながらも、19型ワイドWXGA+(1,440×900ドット)スーパーシャインビューEX2液晶ディスプレイは従来よりも約45mm横幅をコンパクトにした狭額デザインのものに一新された。
仕様は、CPUがVL570/LGがCore 2 Quad Q6600(2.40GHz)、VL500/LGがCore 2 Duo E4500(2.20GHz)、チップセットがIntel G33 Express、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)という組み合わせだ。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 3100を利用する。HDDは320GB容量の7,200回転Serial ATA HDD、光学ドライブが2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能はメモリースティックPRO-HG デュオ対応トリプルメモリースロット、外付けUSB FeliCaポート、ギガビットLANなど。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされる。
VL570/LGとVL500/LGの本体サイズは220(W)×388(D)×372(H)mm(スタビライザ設置時)、重量は約10kg。
VALUESTAR L スリムタイプ
VL300/LGでは、CPUがPentium Dual-CoreからCore 2 Duoに強化されたほか、横幅66mmの新デザインのコンパクトボディが採用されている。また、ボタンを押すだけでDVDやインターネットなどが楽しめるワンタッチスタートボタンや6ポートのUSBコネクタが搭載されているのも特徴だ。なお、組み合わせられている液晶ディスプレイは、17インチSXGA(1,280×1,020ドット)スーパーシャインビューEX2液晶パネルのもの。
仕様は、CPUがCore 2 Duo E4500(2.20GHz)、チップセットがNVIDIA GeForce 7100/NVIDIA nForce 630i、メモリが1GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×1、最大4GB)という組み合わせだ。グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用する。HDDは160GB容量の7,200回転Serial ATA HDD、光学ドライブが2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能はギガビットLAN、HDMI出力端子など。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされる。
本体サイズは188(W)×343(D)×352(H)mm(スタビライザ設置時)、重量は約7.2kg。