ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は7日、新型「プレイステーション・ポータブル(PSP-2000シリーズ)」(以下、PSP)向けに、コミュニケーションソフト"Skype"の提供を開始することを発表した。実際の対応は、1月下旬のシステムソフトウェアアップデートによって行われる予定となっている。
"Skype"は、全世界で登録ユーザー数が2億4600万人を越えるコミュニケーションソフトウェア。インターネットを通じて、Skype IDを持つユーザー間なら無料で音声通話を行うことができる。新型PSPでは、無線LANを経由して以下の機能が利用可能となる(SkypeOut/SkypeInについてはSkypeクレジットの購入が必要)。
- Skypeユーザー間の無料音声通話
- コンタクトリストの管理
- Skypeプレゼンス(コンタクトのオンライン/オフライン表示)
- Skypeアカウントから一般回線(固定電話・携帯電話)への発信・通話(SkypeOut)
- 一般回線(固定電話・携帯電話)からSkypeアカウントへの着信・通話(SkypeIn)
- 各種設定の確認、変更(アカウント作成、SkypeOut設定、ボイスメール設定、転送設定等)
新型PSPでSkype機能を利用する場合は、1月下旬に行われる予定のソフトウェアアップデートのほか、"メモリースティック デュオ"、"インターネット接続環境"、"専用音声入力機器"が必要となる。ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンでは、PSP向けの周辺機器として、1月24日に「マイクロホン」をリリース。1個入りの「SINGLE PACK」(PSPJ-15010、希望小売価格:2,500円)のほか、お得な2個入りの「TWIN PACK」(PSPJ-15011、希望小売価格:4,000円)が用意される。なお、このマイクロホンは旧型のPSP(PSP-1000シリーズ)でも利用可能だが、Skype機能は新型PSP(PSP-2000シリーズ)のみの対応となる。