アビッドテクノロジー・エムオーディオ事業部は、スタインウェイのグランドピアノ・サウンドを本体に収録した、オーディオインタフェース機能内蔵のUSB MIDIキーボード「KeyStudio 49i」を12月28日に発売する。
KeyStudio 49iは49鍵のUSB接続MIDIキーボード。DigidesignのA.I.R(Advanced Instrument Research)によってステレオサンプリングされたスタインウェイのグランドピアノ・サウンドを本体に収録している。最大同時発音数は20音で、パソコンに接続しなくともKeyStudio 49i単体で、電源を入れるだけですぐに演奏することが可能となっている。
またGM規格準拠のM-Audio GM Moduleソフトウェアを同梱。パソコンと接続すれば最大128種類の音色を演奏することが可能だ。このGM Moduleソフトウェアはスタンドアロンのほか、VST/RTAS/AUプラグインとして使用できる。
オーディオインタフェース機能は入出力2系統、16bit/44.1kHzをサポート。入力はXLRダイナミック・マイクロフォン入力を1系統、インストゥルメント入力1系統、出力はRCA2系統を装備する。またヘッドフォン出力も2系統装備する。
電源はUSBバスパワー、もしくは別売りのDC電源アダプタで駆動し、ドライバソフトをインストールせずとも動作する。ASIO2やWDMドライバも用意されている。同梱ソフトとしてAbletonのDAWソフト「Live Lite」が付属するほか、別売の「Pro Tools M-Powered Software」にも対応している。
KeyStudio 49iの動作環境はWindows XP SP2/VistaおよびMac OS X v10.3.9以上。同社直販サイトでの価格は29,820円。