東武百貨店 池袋店では31日から2008年1月8日にかけて、新春を祝うフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロア」を販売する。ガレット・デ・ロアは、フランスで新春を祝う際に食べられているパイ菓子。アーモンドクリームがたっぷりと詰まったシンプルなお菓子だが、パイの中に1つだけ当たりとされる「フェーヴ」が入っている。

「ガレット・デ・ロア」イメージ写真。トップにあるのがフェーヴだが、形は店によって様々

フェーブとは小さな陶器のこと。ガレット・デ・ロアを切り分けて食べた際にこのフェーヴが当たった人には、その1年良いことがあるという言い伝えがある(なお、今回紹介するガレット・デ・ロアは、各店とも衛生面、安全面を考えてフェーヴを別添えにしている)。フランスでは昔から親しまれている季節菓子で、日本でも徐々に知名度を上げてきているとのこと。

東武百貨店 池袋店では、親しい人や家族とのきずなを大事にする人が増え、ホームパーティー需要が高まっているという売り場動向を背景に、ガレット・デ・ロアの販売を計画したという。商品詳細は以下のとおり。

  • 「フロ・ル・パティシエ」: 「ガレット・デ・ロア」(1,050円)。フェーヴの代わりに、セミドライアプリコットを1つ入れて焼き上げている。直径15cmで、販売期間は12月31日~1月6日。
  • 「テオブロマ」: 「ガレット・デ・ロア」(3,360円)。アーモンドを当たりの印として1つ入れ、焼き上げた。直径18cm。販売期間は1月2日~8日。
  • 「アンジェリーナ」: 「ガレット・デ・ロア」(2,310円)。直径18cmで販売期間は1月2日~6日。