ホンダ、「シャドウ」シリーズに新色とモデル追加

本田技研工業は21日、V型2気筒エンジンを搭載した400ccのアメリカンバイク「シャドウ」シリーズのボディカラーを変更するとともに、専用のボディカラーを施した「シャドウ スラッシャー・デラックス」を追加し、発売する。価格は、シャドウ<400>が72万4,500円、シャドウ スラッシャーが70万3,500円、シャドウ スラッシャー・デラックスが73万5,000円。

「シャドウ<400>」は、ロングホイールベースの車体や、各部にメッキ部品を採用するなど、重厚でクラシカルなスタイリングで人気のあるモデル。今回は「パールコスミックブラック」、「パールサンビームホワイト」、「パールヘロンブルー」の3色を設定。また、燃料タンクのサイドにストライプと「Shadow」の立体エンブレムを配した。メーターパネルには、シャドウシリーズの開発指針である"SPIRIT OF THE PHOENIX"を象徴するフェニックスのマークをあしらっている。

主な仕様は、全長2,450mm×全幅925mm×全高1,085mm、シート高675mm、車両重量248kg、水冷・4ストローク OHC V型2気筒、排気量398cm3(ボア×ストロークφ64×62mm)、最高出力24kW(33ps)/7,500rpm、最大トルク34Nm(3.5kgm)/6,000rpm、セルフ式スターター、タンク容量14L、タイヤサイズ:前120/90-17M/C、後170/80-15M/C。

「シャドウ スラッシャー」は、前輪に19インチの大径タイヤを採用し、ショートタイプの2本出しのマフラーなどを備えたスポーティなスタイリングが特長。新しく「キャンディータヒチアンブルー」と「デジタルシルバーメタリック」の2色を設定した。また、燃料タンクに「Shadow」の立体エンブレムを、メーターカバーには「Slasher」のロゴをあしらっている。

「シャドウ スラッシャー・デラックス」は、ボディカラーに「グラファイトブラック」を採用。さらに、個性的なフレアパターンを燃料タンクに施して存在感を高めた。シャドウ スラッシャーと同様に、「Shadow」の立体エンブレムを燃料タンクに、「Slasher」のロゴをメーターカバーに採用。

主な仕様は、全長2,310mm×全幅870mm×全高1,105mm、シート高645mm、車両重量229kg、水冷・4ストローク OHC V型2気筒、排気量398cm3(ボア×ストロークφ64×62mm)、最高出力24kW(33ps)/7,500rpm、最大トルク35Nm(3.6kgm)/5,500rpm、セルフ式スターター、タンク容量13L、タイヤサイズ:前110/80-19M/C、後160/80-15M/C。