東芝は17日、12.1型ワイドWXGA(1,280×800ドット)液晶を搭載した2スピンドルモバイルノートパソコン「dynabook SS RX1」4モデルを発表した。12月21日に発売される。
dynabook SS RX1は、光学ドライブを搭載しながらも最薄部19.5mm、軽量バッテリ「バッテリパック2900」装着時の重量863gと世界最薄・最軽量(光学ドライブ搭載の12.1型ワイド液晶搭載PCとして・同社調べ)を実現しているのが大きな特徴だ。ラインナップは、64GBフラッシュメモリドライブ搭載モデル「RX1/T9E」、Microsoft Office Personal 2007 with Microsoft Office PowerPoint 2007プリインストールモデル「RX1/T8E」、80GB HDD搭載のスタンダードモデル「RX1/T7E」、光学ドライブ非搭載モデル「RX1/S7E」の4モデル。いずれもWindows Vista Businessがプリインストールされているが、RX1/T8E、RX1/T7E、RX1/S7Eの3モデルについてはWindows XP Professionalリカバリディスクが付属する。
全モデルでインテル Centrino Duo プロセッサー・テクノロジーを採用したほか、メモリを2GBに強化してパフォーマンスの向上を図っている。また、新たにIEEE802.11n draft 2.0対応の無線LANを搭載し、3本の無線LANアンテナを液晶ディスプレイ上部に横一列で実装して最大約300Mbpsの高速な通信速度を実現している。
堅牢性の高さも特徴のひとつで、ドイツの認証機関「TUV Rheinland Group」において100kgfの面加圧耐久試験を実施し、LCDカバー全面に均一に100kgfの圧力を加えてLCDパネルが割れないこととその直後に電源を入れてOSが正常に起動するかを確認する試験と100cc浸水試験を実施し、いずれもクリアしている。
本体サイズは283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm。ギガビットLAN、指紋センサ、IEEE1394などを備える。
dynabook SS RX1
RX1/T9E | RX1/T8E | RX1/T7E | RX1/S7E | |
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CPU | Core 2 Duo U7600 | ← | ← | ← |
チップセット | PM945GMS Express | ← | ← | ← |
グラフィック | GMA950 | ← | ← | ← |
メモリ | 2GB(1GB×2) | ← | ← | ← |
HDD | 64GB SSD | 80GB | ← | ← |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ← | ← | なし |
OS | Windows Vista Home Premium | ← | ← | ← |
重量 | 983g | 1094g | ← | 1014g |
バッテリ駆動時間 | 12.5時間 | 11.0時間 | ← | ← |
税込予想価格 | 40万円前後 | 28万円前後 | 25万円台半ば | 23万円前後 |