シグマは、デジタル一眼レフカメラ「SD14」に、大口径標準ズームレンズ「17-70mmF2.8-4.5 DC MACRO」を組み合わせたスターティングキットを12月16日より発売する。価格はオープンだが推定市場価格は17万8,000円前後。この価格はボディのみの価格とほぼ同等で、購入しやすい設定となっている。レンズのみの価格は4万9,000円。
SD14は、RGBの感光層を垂直に配置する「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」を使用するデジタル一眼レフカメラ。今回発売される「スターティングキット」は、ISO 50が選択可能になった最新ファームウェアVer.1.05を搭載したSD14と、使用頻度の高い焦点距離をカバーする大口径標準ズームレンズ「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO」を同梱したもの。
「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO」は、SD14に装着すると28~119mm相当の画角になり、レンズ先端から3cmまで被写体に寄れるマクロ撮影も可能。レンズ構成は非球面レンズを含む12群15枚。絞り羽枚数は7枚、最小絞りはF22。フィルター径は72mm。最短撮影距離は20cm(撮像面からの距離)。最大撮影倍率1:2.3となる。インナーフォーカスを採用。レンズの自重落下を防ぐズームロック機構を搭載。サイズはφ79×82.5mm、重量は455g。花形フードが付属する。