AHSは独MAGIXの音楽制作ソフト「Music Maker Producer Edition」を21日より発売する。

Music Maker Producer Editionはマルチトラックでのオーディオ/MIDIレコーディング、編集、ミキシング、マスタリング、CD作成と、手軽でありながらも本格的な音楽制作ができるDAWソフト。エンジン部分はMAGIXの定評ある音楽制作ソフト「Samplitude」や「Sequoia」をベースとし、放送業界で長年使われている「ProAudio Technology」を使用している。

「ソングメーカー」機能により、数秒でオリジナル曲作成もできる音楽制作ソフトMusic Maker Producer Edition

Music Maker Producer Editionは本格的な機能を備えながらも、誰でも使えるやさしい操作性が特徴。音楽素材は3500種類以上を収録。ウィンドウ下部に表示された音楽素材を、ドラッグ&ドロップして並べるだけで楽曲が完成する。

またジャンルと楽器、曲の長さを指定するだけで、付属素材から自動的に曲を作り出す「ソングメーカー」機能も搭載。数秒でオリジナル曲が完成するだけでなく、それをベースにアレンジを加えていくことも可能だ。

「ハーモニー・エージェント」はトラックに読み込んだオーディオファイルからキーやコードを自動解析し、さらにギター弦の押さえ方をビデオモニターで教えてくれる機能やテンポを解析する「リミックス・エージェント」機能も用意されている。

ソフトシンセは独YELLOW TOOLSと共同で新開発されたソフトウェアサンプラー「VITA」、アナログシンセサイザをモデリングした「Revolta2」、往年のリズム音源をモデリングした「Robota」などが付属。ソフトシンセはVSTi、プラグインエフェクトはVST/DirectXに対応しており、好みのプラグインを追加してアップグレードすることも可能だ。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、標準価格は14,800円。