上野の森美術館は22日から、フジサンケイグループのチャリティキャンペーン活動の一環として「百華繚乱展」を開催する。開催期間は2008年1月8日まで。

片岡鶴太郎氏の作品

今回のチャリティキャンペーンに賛同したのは、片岡鶴太郎や北野武、女優の藤原紀香などをはじめとした芸能人や文化人の計25名。それぞれが得意分野である絵画や写真、書などの作品を出展する。個性豊かな感性から生み出される作品の数々は、まさに"百華繚乱"といっていいだろう。通常はテレビ越しにしか見ることのない有名人の、新たな一面に触れることができる良い機会となっている。

なかでも、画家として高い評価を得ている片岡鶴太郎は、40作品余りを出展する。また、片岡氏が指導したという上戸彩や林家正蔵などの作品も同時に展示。一方"世界の北野"と称される北野武は、第54回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた映画『HANA-BI』でキーワードとして使われた絵画作品15点を紹介する。

その他、藤原紀香が世界を旅した際に撮りためた写真やヴァイオリニスト・葉加瀬太郎の絵画作品なども鑑賞できる、見どころたっぷりの展示会となっている。

入場料は一般が1,000円、大学・高校生が700円、中学生以下が無料となる。開催時間は10時~18時(金・土曜日のみ10時~19時)、会期中は無休となる。