東芝は11日、スティック型クリーナーの新モデル「VC-Y35D」「VC-Y34C」を発表した。発売は12月16日を予定しており、価格はオープン。市場価格はVC-Y35Dが2万円前後、VC-Y34Cが1万5,000円前後と予想される。
VC-Y35D/34Cは、VC-Y33D/32Cの後継モデル。VC-Y35Dがモーター駆動の「前取りパワーヘッド」搭載モデルで、VC-Y34Cが「前取りエアーヘッド」搭載モデル。ともに、吸い込み仕事率は200Wとなっている。前モデルのVC-Y33D/32Cの吸い込み仕事率も200Wだったが、VC-Y35D/34Cでは新基準で200Wを達成(VC-Y33D/32Cは旧基準)。実質的に10%程、能力が向上している。
従来モデルとの機能面での違いは、「ロング2WAY楽楽ノズル」の搭載。スティック型クリーナーでは、延長管部分を取り外して、天井や、照明器具のシェード、エアコンのフィルターなど、普通の掃除機ではなかなか掃除しにくい場所の掃除が行える機種が多い。今回発売される両モデルでは、従来モデルよりも約0.5m長い伸縮ホースを搭載することで、約2.7mの高さまで届かせることが可能となった。また、手元掃除用のブラシもグリップ部分に搭載されている。これらの2種類のノズルは、何らかのパーツを取り付けるというタイプではなく、引き抜くだけで使うことが可能だ。
床ブラシのタイヤはソフトタイプ。騒音も少なく、フローリングに傷をつけにくい。また、雑菌の繁殖や臭いを抑える光触媒抗菌フィルターや、水洗いが可能なダストカップなども装備される。
型名 | 消費電力 | 集塵容積 | 電源コード | 運転音 | 使用時本体サイズ | 収納時本体サイズ | 質量 | カラー |
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VC-Y35D | 500W | 0.3L | 5m | 61dB | 250(W)×980(H)×255(D)mm | 250(W)×870(H)×255(D)mm | 3.7kg | グリーン |
VC-Y34C | 500W | 0.3L | 5m | 61dB | 250(W)×980(H)×255(D)mm | 250(W)×870(H)×255(D)mm | 3.5kg | ブルー/ピンク |