松下電器産業は、スチームIHジャー炊飯器「SR-SV101」(1L炊き)「SR-SV181」(1.8L炊き)を発表した。発売は2月1日で価格はオープン。推定市場価格はSR-SV101が11万円前後、SR-SV181が11万5,000円前後。
SR-SV101/181は、竈での炊飯を再現するハイエンドスチームIHジャー炊飯器。IH炊飯器では、金属性の内釜全体が直接発熱することで米に強い熱を加えることが可能だが、内釜に使用される鉄/銅といった金属は熱伝導性が高いため、せっかく発生した熱を、米だけでなく外側にも逃がしてしまうという問題があった。両製品では、内釜に、外側から中空セラミックスを使った「高断熱層」、パワフルステンレスを使用した「高発熱層」、アルミを使用し表面にダイヤモンドフッ素コーティング/備長炭加工を施した「高熱伝導層」という3層構造の「大火力竈釜」を採用。パワフルステンレスでの発熱を外部に逃がさず、米にまんべんなく伝えることを可能としたという。この構造は、竈の持つ、蓄熱性、強い火力、まんべんなく熱を伝えるという性質を取り入れたもので、これにより、炊き上げた米の表面には張りがあり、中はふっくらという、米本来の味を活かす炊き上げを実現したとしている。
また、釜の中のスチームのコントロールを行う「うまみキャッチャー」に封熱キーパーを設置。これにより、炊飯の後半で使われる過熱水蒸気が増え、還元糖の量が20%アップした。
さらに、釜底の温度を180°Cの高温にして香ばしいおこげを作る「かまどおこげ」、165°Cでほのかな色と香りをつける「香りおこげ」の、2種類の「おこげコース」も搭載している。
型名 | SR-SV101 | SR-SV181 |
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消費電力 | 1220W | 1410W |
炊飯容量 | 0.09~1.0L | 0.18~1.8L |
サイズ | 29.3(W)×22.3(H)×36.4(D)cm | 31.9(W)×25.4(H)×38.9(D)cm |
質量 | 6kg | 7.3kg |