ベンキュージャパンは、エントリークラスのDLPプロジェクター「MP511+」を発表した。発売は12月上旬を予定しており、価格はオープンプライス。同社のショッピングサイト「BebQ Direct」での販売価格は、5万9,800円となっている。

輝度のアップで、さらに使いやすくなったマルチユースプロジェクター「MP511+」

MP511+は、MP510の後継モデル。従来モデルからの最大の変更点は、光源を160Wから180Wに変更したことで、輝度は1500ルーメンから2100ルーメンへとアップした。これにより、広い場所や、明るい場所でも、見やすい映像を投射することが可能となっている。光源の変更により、冷却用のファンの音量が若干アップし、運転音はエコノミーモードで28dB、ノーマルモードで32dBと、MP510よりも6dB増えているが、いずれにせよ許容範囲だろう。

MP511+はオフィスなどでのプレゼン用だけでなく、家庭でのシアター鑑賞にも使用可能なマルチユース向けのプロジェクター。アスペクト比は4:3と16:9を選択可能だ。使用されているホイールは、RGB、白に黄色を加えた5セグメントで、DLPプロジェクターでは難しかったパステルカラーの表現も可能となった。また、TI社色深度向上技術「BrilliantColor」を採用。より自然な中間色表現を実現している。

入力はミニD-sub15ピン/Sビデオ端子/ビデオコンポジット端子を各1系統ずつ装備する。

投射距離 50cm~2m
画面サイズ 31型~200型
対応解像度 640×350~1280×1024
水平捜査周波数 31~82Hz
垂直捜査周波数42~85Hz
投射位置 フロント/リア/テーブル/天吊り
光源寿命 エコノミーモード:3000時間/ノーマルモード:2000時間
サイズ 277(W)×95(H)×208(D)mm
質量 約2.6kg