タカラトミーは5日、ミニカー「トミカ」のブランドを冠した特撮レスキューヒーロードラマ『トミカヒーロー レスキューフォース』の製作委員会に参加すると発表した。同番組は、2008年春からテレビ放映が予定されている。
「トミカ」は1970年に日本初「手のひらサイズの国産車ミニカー」として誕生した同社のミニカーブランド。今回のテレビ放映と連動して、映像、玩具、雑貨、アパレル、音楽、イベントなど、様々な分野で世界観を展開していく予定だ。
『トミカヒーロー レスキューフォース』は、「世界各地で発生する『超災害』に敢然と立ち向かい、スーパーツールとスーパービークルを駆使して人々を守り、救い出す」という爽快救助活劇。今までのヒーローは「敵と戦う」ことを中心に描かれていたが、環境問題と相まって多くの災害の脅威にさらされている現代に着目し、「戦う」のではなく「人々を救う」という、今までと違った新しいヒーロー像が描かれる。
同社は番組を通じて、災害現場から救い出される命の尊さや人々を救うために全力をかける献身と思いやり、地球環境の大切さなどのメッセージを子どもたちに伝えたいとしている。
なお、製作委員会は同社のほか、松竹、三井物産、CG及びアニメーション制作を担当する白組によって結成されている。