タムロンは、デジタル専用高倍率ズームレンズ「AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II」にニコン用のAFモーターを内蔵した「AF 18-250mm F/3.5-6.3 Di II(Model A18N II)」を、12月13日より発売する。価格は従来モデルと変わらない7万5,000円。
「AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II」は、2007年2月に発売されたデジタル専用高倍率ズームレンズ。軽量・コンパクトなボディに、13.9倍のズーム倍率で好評を得ている。ニコンのデジタル一眼レフカメラ(APS-C)に装着すると27~375mm相当の画角が得られる。
今回の改良では、同レンズのニコン用にAF駆動モーターを内蔵した。この改良により、カメラ内にモーターを持たないD40、D40xでもオートフォーカスが可能になった。ボディサイズは変わらず、重量は22g増加。また、従来モデルは店頭在庫がなくなり次第、販売終了となる。
レンズ構成は13群16枚。絞り羽枚数は7枚、最小絞りはF22。フィルター径はφ62mm。最短撮影距離はズーム全域で0.45m、最大倍率1:3.5。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカスを採用。サイズはφ74.4×84.3mm、重量は452g。花形フードが付属する。