メルセデス・ベンツ日本は4日、同社のプレミアムSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)Mクラスに、新世代のV型8気筒エンジンを搭載するとともに、安全性と利便性を高めた「ML 550 4MATIC」を設定し、発売を開始した。価格は1,020万円。
メルセデス・ベンツMシリーズは、広い室内空間と高い走行性能を両立させたSUV。"4MATIC"は4WD(4輪駆動)の意味で、道路状態を選ばない。また、「ML 550 4MATIC」は、従来の「ML 500 4MATIC」の後継モデルにあたる。
「ML 550 4MATIC」に搭載される5.5L(リッター)DOHC V型8気筒エンジンは、先代エンジンに比べ最大出力がプラス60kw(81ps)、最大トルクがプラス70Nmと、ゆとりあるパワー/トルクを確保。これにより、オフロード走破性だけでなく、スポーティなオンロード性能を得たとしている。
合わせて、前後の障害物を感知し、駐車時や狭い場所での運転操作をサポートする「パークトロニック」と、「EASY-PACK自動開閉テールゲート」を標準装備。安全性と利便性を高めた。また、「ML 550 4MATIC」は「平成17年排出ガス基準50%低減レベル(★★★低排出ガス車)」認定を取得している。