openSUSE開発チームは30日、オープンソース版のRadeon HDグラフィックドライバを公開した。サポートされるチップセットはR5xx / R6xx、チップの型番はX.OrgのRadeon HDドライバ公式ページに掲載されている。

X.org X11に対応したオープンソース版ATI Radeon HDグラフィックドライバの開発は、米AMDが開発関連情報を公開した9月にスタート。バージョン1.0を迎える今回のリリースは、2D / 3Dアクセラレーション機能は未実装ながら、全画面モードおよびマルチモニタをサポートするなど、実用的な機能を備えている。再起動なしに解像度の変更や画面の回転を行うX.Org X11の拡張仕様「RandR 1.2」を満たすなど、最新のX.org 7.3の機能にも対応している。