マイクロソフトは、セキュリティ対策からPCのメンテナンスまでトータルでPCをサポートするソフトウエア「Windows Live OneCare」の最新バージョンを12月4日から価格6,500円(税別)で発売する。他社セキュリティソフトからの乗り換えや、体験版を含むWindows Live OneCareの更新ユーザーなどをターゲットにした優待版が価格4,500円(税別)となる。また、90日間限定体験版も用意される。有効期限は1年間。
1パッケージで3台までのPCへのインストールが可能となる。対応OSはWindows XP(SP2以上) / Vista。なお、必要環境としてHDDの容量650MB(中央管理バックアップ機能を利用する場合は25GB)、Internet Expolore 6以降(フィッシング詐欺検出機能は7以降)などがある。なお、既存のWindows Live OneCareオンラインサービス版(有料)のユーザーに対しては、すでに無料でのアップグレード版をダウンロード提供している。
Windows Live OneCareは、ウイルスやスパイウエア対策、双方向ファイアウォールなどによるセキュリティ機能のほか、CD / DVD、ローカルネットワーク上のPC、外付けHDDなどへの定期バックアップ、Windowsの起動時間の短縮、オートデフラグ機能など多彩な機能を提供する。
新機能となる「OneCareサークル」では、複数のPCのセキュリティ対策やバックアップ、プリンタの共有などを1台のPCで遠隔操作できる。各PCの状況や設定変更の効果確認などをレポートで把握することも可能となっている。