2008年北京オリンピックの公式スポンサーであるVisa International Service Association (以下、VISA) は、北京オリンピック応援イベントとして、フォトコンテスト「VISAムービング・イメージ」を開催している。
同コンテストは、オリンピックのテーマとなっている「より速く(Faster)」「より高く(Higher)」「より強く(Stronger)」、さらには開催国である「中国(China)」の4カテゴリを募集テーマとし、オリジナルのデジタル写真作品を募集。応募者のさまざまな視点からとらえた作品が発信されることで、北京オリンピックの応援のみならず、写真を撮る楽しみ、他者の感覚や発想に触れる楽しみも味わうことができる。
募集は2007年12月31日までの期間に4カテゴリで順次開催され、11月27日時点では、「より強く(Stronger)」への応募が可能になっている。コンテストへの参加条件は「アジア太平洋地域に住むVISAカード会員」であることで、第1次選考を通過した作品は、VISA主催の展示会などで展示されるほか、オリンピック開催中の北京でも展示される予定だ。
さらに、コンテスト専用ウェブギャラリーも用意されており、ウェブギャラリーを訪れたユーザーが、各カテゴリで気に入った写真へ投票することができるのも特徴。ここで最も票を集めた写真にも賞が贈られる。
また、同コンテストが開催するにあたり、アジア太平洋地域からプロ写真家を招き、応募者へのアドバイス、撮影のヒントおよび作品審査を行っている。オーストラリアからはトニー・イェイツ氏、中国からはワン・ウェンラン氏、日本からは日本や中国各地の人や待ちを題材に写真を撮り続けている永山昌克氏など、多くの著名人が名を連ねている。
各カテゴリーの審査は、プロ写真家とVISA経営陣で構成される審査委員会によって決定され、各カテゴリから1名ずつ選ばれる。合計4名の受賞者は、ペアで2008年北京オリンピックVISAパッケージツアー(航空運賃、宿泊費、オリンピックの入場チケットが含まれます)へ招待され、さらに5,000USドルの賞金が贈られるのだとか。
応募はオンライン上の応募フォームから写真を添付して提出。応募形式はデジタル写真(JPEGフォーマット、ファイルサイズは500kb程度、画像加工不可)となっている。応募期間は「より強く(Stronger)」が~12月3日、「中国(China)」が2007年12月3日~31日。