The Pidgin Projectは24日(米国時間)、インスタント・メッセージングクライアントの最新版「Pidgin 2.3.0」をリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、WindowsとLinux(Fedora Core/Red Hat)に対応したバイナリパッケージのほか、ソースコードの提供を開始している。
今回のリリースでは、マルチプロトコル対応のライブラリ「libpurple」を更新、Intelから提供を受けたパッチによりBonjourプロトコルでのファイル転送がサポートされた(iChatおよびAdiumには未対応)。GUIパートのPidginおよびCUIパートのFinchも、操作性の改良などの変更が加えられた。Windows版では、同梱されるGTK+のランタイムがバージョン2.12.1にアップデートされている。