インテルは23日から25日までの3日間、大阪・日本橋にてユーザーイベント「Intel in Osaka 2007」を開催した。今年夏に東京・秋葉原で開催された「Intel in Akiba」の大阪版といえるイベントで、プロント大阪日本橋店をメイン会場に、周辺のPCパーツショップも参加し、最新製品の紹介やスタンプラリーなどの各種催しが繰り広げられた。
45nmプロセス「Penryn」世代の製品が発売されたばかりであり、また、同社が大阪で今回のような大規模なユーザーイベントを実施するのは初めてと話題性は十分。メイン会場内に入りきらないほどのユーザーが押し寄せるといった様子が見られるなど、日本橋の電気街が大きく盛り上がった。
さりげなく展示してあったSkulltrailのマザーボード。ところで、さすがはウルトラハイエンド。ボード上に8ピン電源コネクタが2個あるわけだが、これは電源を選びそう…… |
フェイスは「INSPIRE」のCore 2 Quad Q6600搭載モデルを展示 |
ドスパラの「Prime Galleria QX」。GPUもGeForce 8800 GTXを採用するなどパワフルなモデル |
TWO TOPの「VIP Q66P35/DVRAM/88GT」。VIP Q66P35にGeForce 8800 GTを組み合せた最新モデル |
ソフマップは「スペシャルバーガーパソコン」。普通のバーガーパソコンとは"一味"違う!? |
特に人気だったのが、機動戦士ガンダムのアムロ・レイ役などで知られる声優の古谷徹氏によるスペシャルステージ。パソコンマニアを自負し、同社のイベントではすっかりお馴染みの古谷氏が、"ならでは"の軽快なトークで今回もイベントに華を添えてくれた。
Core 2 Quadを携えて古谷徹氏が登場。パソコンへの深い造詣をベースとした軽快なトークが会場を沸かせた |
Core 2 Quadについて「こ、これは! ガンダムの最新CPUじゃないか!!」(アムロ・レイの声で)。同氏曰く、「これ、ガンダムに入ってるんですよ」 |
同ステージでは、来場者が一緒に楽しめるような工夫も交えつつ、まずはスライドショームービーのリアルタイム作成など実際のPC利用シーンを紹介。また、恒例となったPC自作の実演も行なわれた |
中央の女性は古谷氏の後輩だという声優の井上富美子さん。PC自作のステージで作業に参加した。古谷氏は慣れた手つきなのだが……。ちなみに井上さん、自作は始めての経験だったという |
ほかにも、「DOS/V POWER REPORT」「日経WinPC」「マイコミジャーナル」の3誌の編集者によるクアッドコア製品に関するパネルディスカッション、フリーライターの笠原一輝氏とインテル技術本部の土岐英秋氏による"濃い"トークセッションなど、各種ステージイベントが次々と展開され、来場者の好評を得ていた。
「DOS/V POWER REPORT」「日経WinPC」「マイコミジャーナル」の3誌の編集者によるパネルディスカッション。それぞれの視点からクアッドコアの特徴などを解説 |
ライターの笠原一輝氏(左)とインテル土岐英秋氏(右)によるトークセッション。将来の製品に関する予測など、"濃い"ユーザーも満足の話題が語られた |
笠原氏のセッションより。画像は、あくまで笠原一輝氏の個人的な勝手な(?)予測であり、インテルの見解とは異なる場合がある、と前置きされ紹介されたもの。その割には開発コードネームなどが具体的だったりするのだが、さておき、Nehalem世代には3種類のコアが存在するというスライドに注目したい |
なお今後だが、東京・秋葉原で「Intel in Akiba(仮称)」の開催も予定されている。会期は12月22日からの3日間で、開催時間は現在のところ未定。会場はカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店だ。