キヤノンは、同社の発売するフルハイビジョンHDDビデオカメラ「iVIS HG10」用のDVDライター「DW-100」を発表した。発売は来年3月を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後。

iVIS HG10で撮影したムービーを、PCレス環境でもバックアップ可能にするDVDライター「DW-100」

HG10は、フルハイビジョン撮影が可能なAVCHD仕様のHDDビデオカメラ。撮影したムービーをDVDに記録するためには、従来はPCが必要だった。DW-100は、このDVD作成をPCレスで行うためのDVDライター。

HG10とUSBで接続し、DVD-R(DL)/RWを挿入してボタンを押すだけで、フルHDのDVDビデオが作成される。ただし、DW-100で作成されたDVDは、一般的なDVDプレーヤーで再生させることはできない。また、DW-100では、AVCHD仕様のDVDディスクも作成可能となる予定で、AVCHDディスクの再生に対応したレコーダーであれば他社の製品でも再生できる。

DW-100でDVD再生を行う場合、DW-100だけでなくHG10も必要となる。HG-100には映像や音声などの出力端子が装備されておらず、HG10とUSBで接続することで、DW-100に挿入されたDVDからの映像をHG10のHDMI端子から出力可能になるとのことだ。