「2007-2008 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が昨日(11月21日)行なわれ、ホンダのコンパクトモデル「フィット」が選ばれた。また、輸入車が対象となる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」ではメルセデスベンツの「Cクラスセダン」が選出された。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は市販乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し、タイトルを与えるもので、今回が28回目となる。本年度は2006年11月1日から2007年10月31日までに発表・発売されたクルマを対象としている。
カー・オブ・ザ・イヤーには、ホンダの「フィット」が選出された。本田技研工業 取締役社長の福井威夫氏のコメントは以下のとおり。「数多くの国内外ニューモデルのなかから、2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーに新型フィットが選ばれたことを大変光栄に思います。今回の受賞は、私どもが提案した『理想のスモール』としての価値を、多くの皆様に受け入れていただけたものと大変喜んでおります。またフィットの開発・生産を支えてくださった、お取引先様をはじめとした多くの方々の努力を評価していただけたものと受け止めております。今後もお客様へさらなる喜びを提供できるよう努力してまいります」。
そのほか、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」として、メルセデスベンツの「Cクラスセダン」、特別賞としてフォルクスワーゲンの「ゴルフGT TSI/トゥーラン/ヴァリアント」、三菱自動車の「ランサー エボリューションX」、ダイハツ「ミラ」がそれぞれ受賞している。
もうひとつの賞である「RJCカー オブ ザ イヤー」は、既報のとおりマツダの「デミオ」が受賞した。