レノボ・ジャパンは21日、同社のノートパソコンブランド「ThinkPad」が10月で15周年を迎えたことを記念して、「ThinkPad X61s 15th Anniversary Edition」を発表した。価格は未定。販売は12月4日から開始され、出荷は12月下旬より行われる予定だ。
ThinkPad X61s 15th Anniversary Editionは、ThinkPadシリーズでもっとも人気が高い12.1型液晶ディスプレイ搭載のXシリーズのうち、ワンスピンドルの最軽量モデル「ThinkPad X61s」を特別にカスタマイズしたもの。「ThinkPad 770」や「ThinkPad 600」など往年の名機の上位モデルに用いられていた、しっとりとした質感のピーチスキン塗装を液晶ディスプレイ周辺とパームレストに採用し、さらに黒地に白の「ThinkPad」文字と赤のワンポイントでデザインされた特別な15周年記念ロゴをパームレストと天板にあしらっている。さらに液晶下部のLenovoロゴはメタリック素材が使われているほか、以前から特に個人ユーザーからの要望が多かった英語キーボードの選択も可能だ。
仕様面では、現行のThinkPad X61sのカスタマイズオプションの最上位構成となるインテル Core 2 Duo L7500(1.60GHz)や2GBメモリが標準搭載されるほか、カスタマイズオプションには用意されていないより高いスペックとなる200GB容量の7,200回転Serial ATA HDDが選択できる。
仕様は、CPUがCore 2 Duo L7500(1.60GHz)、チップセットがモバイル インテル GM965 Express、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(2GB×1)。液晶ディスプレイは12.1型XGA(1,024×768ドット)で、グラフィックス機能はチップセット内蔵のGMA X3100を利用する。ハードディスクは200GB容量の7,200回転Serial ATA HDD。その他の機能はギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetoothなど。
本体サイズは268(W)×211(D)×20~35(H)mm、重量は1.29kg。バッテリ駆動時間は約4.2時間。